車輪 雑感

車輪を最初に回すのは割と難しい場合も多くて、
労力として大きな負荷になることもあります。

回し方がわからない、
どっちに回せばいいのか、
どのぐらいのスピードか、など。

回っていれば、
少なくとも押しどころや
回転方向がわかるので、
割と簡単に順応できます。

何かを始めることは
始まっている事を続けるよりも
遥かに負荷が大きいものだと改めて認識。

そういう際には焦らずに
過度な期待も不安もせずに
着々とこなすしかないですよね。


株のパフォーマンスですが、
ちょっとギャンブル系銘柄で小遣い。
もう少し長い目で入ったので
値動きがやや早すぎて玉を集められず。

いつものことで儲かる銘柄だと少な目に、
損する銘柄だと多めになります。

これは下手だとは思うのですが、
それがヒントになるかとも思ったのが最近。

底値付近の値動きになるほど
慎重な動きで集めるという事なので、
そのぐらいのリスク許容度として
いい判断を下せている。

逆に大きすぎる玉では
過度の思い込みが発生するほど判断が悪い。

勝ちに不思議の勝ちありて
負けに不思議の負けはなし。

こういうことなんですよね、必敗。
前のめりしなければ勝てる。
誰でも出来そうで出来ない。

ちょっと出来るようになってきた感じです。

段々と資産を増やすための
車輪の回し方がわかってきました。


相対的に資産が増えてきたから、
過去に大損をしたから
これが出来るのであって、
一般的にはそんな慎重な判断でやったら
いつまでも希望の資産は築けない。

おじさんになったから出来ること、
見えることもあるなーという感じです。


雪だるまで例えた偉い投資家さんがいますが、
彼はその前段階でアコギな事をやってから
例えがベストと思える位置まで辿り着いたわけで、
実際はそれが出来る状態や環境を整える必要があります。

それに雪だるまみたいなどこに転がしても
簡単に大きくなる状態を探すのが最も大変。


投資スタイルは十人十色の正解があると言われますが、それは環境と性格と能力の組合せのためです。

組合せの相性で掛け算にも足し算だけでばく、
割り算や引き算にさえなります。

自分の車輪を回すために
どこにどう力を入れるのか。

それを見つけてしまえば、
あとはメンテナンスしながら
回し続けるだけですね。

たぶん、それもそれで難しいのですけどね。